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2008-03-12

熱血ポンちゃんが来りて笛を吹く

Amy2008216

「熱血ポンちゃんが来りて笛を吹く」★★★☆☆
山田 詠美 (著)


ポンちゃんシリーズは、どれを読んでどれを読んでないか分からなくなってしまうので自分的メモ。


○:既読
△:持ってるけど未読
×:未読


×熱血ポンちゃんが行く!

○再び熱血ポンちゃんが行く!

△誰がために熱血ポンちゃんは行く!

△嵐ヶ熱血ポンちゃん!

△路傍の熱血ポンちゃん!

×熱血ポンちゃんは二度ベルを鳴らす

○熱血ポンちゃんが来りて笛を吹く

○日はまた熱血ポンちゃん

×ご新規熱血ポンちゃん

×熱血ポンちゃん膝栗毛


  前に、
  中学生が苛めを苦に自殺したニュースが報道された時、
  どなたかが新聞で、
  山田詠美の小説を読んでいたら、
  こんなことにはならなかっただろう
  というコメントを寄せてくださっていて、
  ものすごく嬉しかった。

  別れても好きな人なんて、
  私には三人しかいない。

  そう言えば、前に、
  大好きだったレストラン勤務の男の子に、
  ハンドメイドでラッピングした
  塩の詰め合わせを贈ったことがあったっけ。
  実験用の広口瓶に、
  ブルターニュ産やらブラジル産やらハワイ産など
  八種類程の塩を詰めて、
  ひなびた壊しのわらばん紙にラベルを手書きし、
  藤のバスケットに並べて贈ったの。
  仏語訳された
  私の小説のペーパーバックのページを
  破って隙間に詰めたりしてさ。

  ある種のゲイの子たちの美意識って、
  ものすごい。
  そのクオリティの高さには、
  私みたいなストレートの奴は、
  とても追いつけない。
  あばずれやってるけど、
  心にはサテンのドレスをまとっているの、
  とは彼らの言葉だが、
  いいなあ、
  私も、それ、
  スローガンにすることに決めたわ。

  幸せな状態では
  小説は書けないという作家の人もいるけれど、
  私は違う。
  ネガティブな感情をなるべく持ちたくないなあと思う。
  ひがんだり嫉妬したりするのも嫌いだ。
  マイナスの感情は、
  それが個人の中で独立している場合にだけ、
  作品に移行出来る筈だ。



<レビュー>
素敵な出会いでいっぱいのエッセイ集
ますますスウィートでデリシャスな第7弾

その笛の音のグルーブは幸せの酔い心地
「ふと気付いた時に流れている音楽が夫婦のようなものだとしたら、わざわざ聴きに行く音楽は恋人との逢瀬に似ているかも」
「酔いは不可能を可能にする?イエーイ、そう来なくっちゃ」——ポン

ポンちゃんが台所に立つのが好きなのは、食いしんぼうの友人たちによるところが多い。誰もが、良く食べ良く飲み良く喋る。時々、一晩じゅうそうしている。一方、イタリアでも宇都宮でも六本木でも、コージーな空間を求め日夜奔走するポンちゃんと仲間たち。ますますスウィートでデリシャスな人気エッセイ。

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